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土佐電 通行手形手渡す「安全」今も活躍(産経新聞)

 ■単線行き違いのないよう…

 高知市周辺を走る土佐電気鉄道の路面電車で「通票」(タブレット)と呼ばれる小さな円盤形の“通行手形”が今も活躍している。単線区間での衝突事故を防ぐため運転士が持つもので、各地で自動運行化が進む中、現役の手形は全国でも珍しい。

 「三角オーライ」「楕円(だえん)オーライ」。高知市と高知県いの町をつなぐ単線区間(5・6キロ)に設けられた「行き違い場所」。数メートル複線が続き、上り下りの電車がすれ違える場所で、運転士が声を掛け合い電車の小窓から革製ポシェットを交換する。

 中身は直径約10センチ、厚さ約1センチの真鍮(しんちゅう)製の通票。使われているのは2種類で、一方には三角の印、もう一方には楕円の印が付いている。

 行き違い場所は東西2カ所に設けられており、この間を走るには三角の通票を、西側の行き違い場所と終点駅の間は楕円の通票を持つ。三角も楕円もそれぞれ一つしかなく、行き違い場所で相手の通票を待つことで衝突を防ぐ。

 土佐電鉄などによると、通票は明治時代に登場。全国で見られたが、信号の導入や路線の廃止でほぼ姿を消した。

 「土佐電鉄の電車とまちを愛する会」の浜田光男さん(45)は、どこか温かみのある通票のやりとりを「他県にはない魅力」とアピールしている。

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