シベリア鉄道の車窓から ネットで楽しむ旅(産経新聞)

 これほど酔狂な動画を見たことがない。世界最長、全長9300キロというシベリア鉄道の車窓を、150時間にわたって流し続ける。短い解説文はロシア語で読めないし、BGMもない。カタコトカタコトという音だけが耳に響く。

 グーグルとロシア鉄道によるこの動画。企画者の顔を拝んでみたいが、同時に感謝もしたい。列車に揺られ、のんびり旅をしたいという夢は、東京の狭い地下鉄に毎日押し込められているサラリーマンなら誰もが持っている。

 さわやかに針葉樹林帯を走り抜け、脳内であのテレビ番組の曲が再生され始めた。しかし、ようやくモスクワから遠ざかり、コヴロフという聞いたこともない町で旅は中断。原稿の締め切りが来てしまった。パソコンのウインドウ(窓)とともに、車窓も閉じられる。いまだ、バイカル湖は見ていない。(猪谷千香)

                   ◇

 http://www.google.ru/transsib

【関連記事】
ネット流出これでなくなる!?交換ソフト利用者に“警告”
「差別動画の監視怠る」 Google側有罪
倖田來未、BoAらのお薦め動画を紹介 ユーチューブで新企画
ネット番組規制条約再開も 世界知的所有権機関トップが表明
雑誌発売前の「ワンピース」最新話 ネットに違法投稿

インフル患者、減少続く=週推計7万人−感染研(時事通信)
<万引き>徳島商サッカー部員十数人 サッカーシューズなど(毎日新聞)
<普天間移設>東富士分散案に3市町反発(毎日新聞)
ミャンマー人男性は「難民」=不認定処分取り消し−福岡地裁(時事通信)
「大島幹事長の顔怖い」自民懇談会で不満(読売新聞)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。